海無し県生まれの私が沖縄に移住してみた

海のない埼玉県に生まれ、上京して6年。勢いで沖縄に引っ越してみました。

移住したらやりたかったこと【スキンダイビング】

移住後、海遊びを覚えてしばらくはシュノーケリングでぷかぷか浮いているだけで充分楽しかったのですが、だんだんと新しい欲求が芽生えてきます。

そこで出会ったのがスキンダイビング。いわゆる素潜りです。

 

スキンダイビングなんて言葉も知らないままなんとなく潜る真似事をしてみたりはありましたが、SNSなどに投稿されている写真や動画を見て初めて重たい機材を背負わなくてもある程度潜ることができることを知りました。

 

しかし!大親友のGoogle先生でいろいろ調べてはみたものの、難しそう・危なそう・文章じゃよくわからん!

しかもこのあたりで初めて「耳抜き」ってどういうことなのかも知りました。どれだけ無知だったか伝われ。

 

こりゃ実践で覚えていった方がいいな!と思い、SNSでちょこちょこ覗いていた海好きの女の子をDMでナンパします。

初対面で一緒に遊べるとは思ってないのでダメ元でしたが、ノリの良い子で即計画を立てて沖縄へ遊びにきてくれました。フッ軽女子だいすき(泣)

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まだグダグダな泳ぎ方でしたが、その子とあちこち遊びながら泳ぎのコツなどを覚えました。

しかも彼女が教えるのも褒めて伸ばすのも上手だったのですごくありがたかったです。

水深が深かったり見通しがイマイチな場所も最初こそちょっと怖いなと思っていたんですが、回数を重ねるごとに慣れていって楽しむ余裕も出てきました。

 

慣れてきた頃に直面したのが「あれ、わたし、耳抜き苦手かも?」です。

飛行機やエレベーターの中で感じるあのキーンとした耳の違和感。あれは外からの圧力と内からの圧力のバランスが崩れている状態で、そのまま限界を超えれば鼓膜が破れます。それを防ぐために圧平衡するのが耳抜きです。

 

水深が深くなるにつれて体には様々な負荷がかかります。

呼吸ができる状態で頭を上にして立った状態のままゆっくり潜行していくスキューバダイビングに比べて、スキンダイビングは全てが真逆。

頭を下にして一気に潜行するジャックナイフと呼ばれる方法で潜っていきます。もちろん息は止めたまま。

なので一番難度が高い状態での耳抜きが必要になってきます。

 

せっかくジャックナイフができるようになってきたのに、うまく耳抜きができなくてすぐに痛みを感じて浮上してしまいます。

しかも私の素潜り友達はなぜかみんな自然と耳抜きができちゃうタイプの人ばっかり。うらやましい。

そんな時教えてもらったのがダイビング専用の耳栓です。

水泳用の耳栓は聞いたことあるかと思いますが、海に潜るときは危険なので耳栓は厳禁です。

しかしダイビング用の耳栓は小さな穴が空いているので圧平衡の手助けをしてくれます。


 

これ。これマジですごい。

 

あ!ヤバイ!抜けない!って感じた時はちょっと左右の耳を上に向ければ一瞬。今まで耳抜きが間に合わず痛みを感じてたのが嘘のよう。

これのおかげで潜りながら焦ったり不安な気持ちになったりすることが格段に減ったので、水中での息も長く持つようになってきました。

買ってよかったものBEST3に間違いなく入る。

耳抜きに不安のある人は一度使ってみて欲しいです。

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潜り始めて半年後。ここまで上達しました。