沖縄といえば……【泡盛編】
気持ち悪い虫の話が続いてしまったので今度は美味しいお話をば。
お酒はもともとそんなに強くないし酒より断然飯派ですが、酒場は好きな私。
沖縄でお酒と聞くと、オリオンビールや泡盛が思い浮かぶと思います。
スッキリして飲みやすい泡盛。泡盛酒造って沖縄に何件あると思いますか?
離島なども含めると、実は48件もあります!
それぞれの酒造で様々な銘柄を製造しているため、300種近くの泡盛があります。
そもそも泡盛というのは約600年の歴史を誇り、日本最古の蒸留酒と呼ばれています。
一般酒で30度前後、古酒で40度前後。酒税法では45度以下と定められていますが、例外として与那国島だけで製造を許された「どなん」は60度です。
こうして見ると、本土で馴染みのある焼酎が20度や25度なのでなんとなくアルコール度数が高いような印象を受けます。
観光客の方で「泡盛はロックで飲まなきゃ勿体ない」と思って無理して飲んでデロンデロンになっているのをちょこちょこ見かけます。
確かに香りや風味をダイレクトに楽しめるし銘柄によってはロックをオススメしたいものも確かにありますが、基本的にどんどん割って飲んでもらって構いません。県民でロックでガバガバ飲む人はほとんど見ません。
オススメは水割り!ソーダ割もスッキリして美味しいです。
寒い時期はお湯割りも香りが引き立つのでオススメです。
飲みたいけど独特の香りが苦手…という人は、シークヮーサーを一絞り。爽やかさは生の果実が一番ですが手に入らない時は濃縮ジュースで。
コーヒーも合いますが、どのお店でも必ず置いているわけではないのでドヤ顔で要求しないでね!(たまにいます)あと飲みやすくなりすぎるので気をつけて。
泡盛ベースのカクテルを出してくれるバーなんかもありますよ!
お酒ってなんとなく「ツウな飲み方がカッコイイ!」みたいな風潮がありますが、泡盛も基本的にこうしないといけない!という決まりは無いし、自分の好きなように飲んで良いです。
酒造の方でもお湯割りやソーダ割り大好きです。
どうしていいか分からなかったらお店の人に聞けば間違いないです。
あと観光としてもオススメしたいのが、酒造見学。
予約なしでも見学できるところもありますが、予約さえすれば半数以上の酒造が見学できます。試飲させてくれたり、お土産を持たせてくれるところもありますよ!
去年はこんなイベントもありました。
沖縄県内のほとんどの酒造のお酒を2000円で試飲しまくれます。外にはフードブースもありおつまみもバッチリ。
ベロベロの参加者で溢れかえっていました(笑)
こういうイベントで色々味見して好みの銘柄を見つけるのも楽しいと思います!