沖縄に住んだら直面する【害虫】のこと その2
前回の続きです。
・シミ
シミ目シミ亜目シミ科に属する昆虫。ゲシュタルト崩壊しそう。紙魚とも書きます。
銀色っぽい体でそこそこ俊敏に動きます。名前の通り、紙を食害しますが穴が開くほどガリガリ食べるわけではないし、毒もなく噛んだりもしません。
見た目が気持ち悪いだけの不快害虫です。
・イガ
ガの仲間で、幼虫が布の繊維を食害します。服に穴を開けるのはコイツ。
幼虫は繊維で筒状の巣を作りそれで身を守りながら巣ごと家の中を徘徊します。成長が早く、幼虫の期間が短いです。小さいガが室内を飛んでたら多分イガ。
衣類用の防虫剤をフル活用しましょう。
・ゴキブリ
幸いこれも我が家ではまだ見かけていません。
しかし飲食店や下水道の近くには必ずと言っていいほど見かけます。チャバネなどの小さめの種類からワモンゴキブリというブンブン飛び回っちゃうクレイジーな種類まで豊富に生息しています。
・クモ
苦手な方も多いとは思いますが、室内によく出るハエトリグモやアシダカグモは巣も張らないし害虫たちを食べてくれます。基本的に人間に危害も加えないし益虫なのでよほど大量に発生しない限りはそっとしておいてあげて欲しいです。
草木の多いところに行くとオオジョロウグモなんていう巨大なクモもよく見かけます。大きいのはメスなんですが、デカすぎてさすがにこわい。
・アリ
我が家で一番頭を悩ませているのはコイツらです。
よく見かけるのはイエヒメアリ、ヒメアリ、オオズアリ。ちょっと何かこぼしようもんなら数分後には真っ黒です。
猫ちゃんを預かった時、しばらくしてエサ皿をみたら行列を作っていてSAN値が下がりました。死ぬほど掃除した。
我が家の場合はイエヒメアリが壁の隙間に巣食ってしまっているようなので、色々対策はしているものの根絶はなかなか難しそう。上手に付き合っていくしかないかな。
アリは歩きながら蟻酸というフェロモンを残し、それを仲間たちが辿って行列を作ります。
なのでアリだけを掃除機やらガムテープで処理しても蟻酸を辿ってまた出てきます。畳のカビ対策同様アルコールでしっかりと蟻酸も拭き取りましょう。
⭐︎番外編
・ヤモリ
沖縄でよく見かけるヤモリは大抵ホオグロヤモリです。
「キキキッ」「ケケケッ」「キュッキュッ」みたいな鳴き声を発するので初めて聞いた人はなんの虫かと驚きます(私もそうでした!)。
ヤモリは「家守」とも言われるように、縁起の良い生き物です。
しかもコバエなどの虫を食べてくれる!かわいくてありがたい存在です。
しかしエアコンの室外機などの中に入り込み回路をショートさせるなんてこともしばしば。なのでヤモリガードという基盤カバーがついた機種も多く販売されています。
かわいい!