沖縄に住んだら直面する【湿気】のこと
以前の記事で、衣類収納はタンスをやめてハンガーラックに、季節ものは圧縮袋に!というお話をしました。
xokinawalife.hatenablog.com
これは衣類を畳む手間を減らすことに加え、湿気とカビ対策を兼ねています。
沖縄は年中湿度が高く、冬場の沖縄に来て「乾燥して喉ガラガラ!お肌ガビガビ!」なんてことは本州でまともに冬を体感している方々からすればあんまり感じないと思います。
さすがに住んでると体が順応するみたいで、私は乾燥してるなぁって日はありますが。
冬は洗濯物はちゃんと乾くしまだ全然マシ。問題はそれ以外の季節。とりわけ梅雨はやっかい。
まず、朝起きると布団が湿気ているのが肌でわかります。なんかぬるっとする。ぬるっと。
古民家だったりマンションだったり住居環境に多少左右されますが、ピーク時は室内の湿度が80%を切ることはないと思って良いかと。
他にも、除湿機のタンクがあっという間に満タンになる。
晴れてても洗濯物はほぼ生乾き。コインランドリーで乾燥機にかけるのが大正解。
汗かくような状況じゃなくても肌がベトベト。
こういう湿気とり剤も夏場は大量に売り場に並びますが、一ヶ月もしないうちに満タンです。
こんな環境ということは、室内のあらゆるところがカビます。
我が家の場合、
・昼寝しようと畳に寝転んだら畳が粉吹いてて、よく見たら全部カビでした。
・一ヶ月くらい使ってない鞄を出したらカビてました。
・汗かいてそのままかけてた帽子がカビてました。
・風呂場とか水回りも乾かないので黒カビ大発生。
・とにかくありとあらゆる場所がカビる。
・かびるんるん。
こんな状態を少しでも防ぐためにも、衣類はハンガーラックにかけることでなるべく風通しを作り、それ以外のものは圧縮袋に防虫防カビ剤と共に入れて省スペースで保管、というのをオススメしたいです。
ちなみに畳にカビが発生するとチャタテムシという小さい虫ももれなくついてきます。
噛まないし毒もありませんが、ダニなんかと同じで死骸を大量に吸い込むとアレルギーの原因にもなるので、対策はするに越したことはないです。
畳に発生する害虫といえば後はシバンムシ。畳だけじゃなく乾燥食品なども好んで食害しますが、シバンムシが繁殖してしまうと今度はそれを食べるためにアリガタバチというアリサイズのハチの仲間が現れます。
アリガタバチには刺されることもあるので、こちらも対策はしておくほうが良いかと思います。
畳の場合は、目に沿ってゆっくり掃除機をかけてゴミをあらかた吸い取った後にエタノールなどでしっかりカビを拭き取っておけばほぼ大丈夫です。
エタノールが無くてもファブリーズやリセッシュなどの除菌もできるタイプで代用できます。
あとはなるべく上に物を置かないようにして乾燥させること。我が家は座椅子の下がエグいことになってたので定期的に座椅子の位置を変えています。
害虫の写真は苦手な人も多いと思うので載せません。気になる人はググってね!
これはオカヤドカリちゃん。